TK771
CLASSIC A LINE SELVEDGE DENIM COVERALL
◎生地特徴
世界最高品質デニムの産地、岡山県産の14ozセルビッチデニムを使用しています。縦インディゴ、横ブラックのムラ糸を使い、旧式力織機（シャトル織機）を用いゆっくり織り上げたセルビッチデニムです。縦糸はピュアインディゴ（合成インディゴ）をロープ染色し、糸表面を最濃に染め上げ芯はしっかり白く残してあります（芯白）。横糸は黒色硫化染めを行い、生機を織り上げた後、毛羽焼きとサンフォライズド（防縮加工）工程を行い、出来上がった生地の表情はとても綺麗で上品な仕上がりです。色味がとても深くブラックに近い濃紺色となります。米綿100％使用のためドライタッチの着用フィーリングを実現。初め少しごわごわしますが、着込むとすぐ馴染んでとても柔らかくなり、14オンスの厚みは真夏以外のシーズン全てで気持ち良く着用できます。
◎シルエット特徴
1930年代のカバーオールをモチーフにし、細部にわたってサイズの修正、調整を行いました。1930年代のカバーオール特有のAラインシルエットにより、肩幅が狭く、裾幅が広いのが特徴です。肩幅が狭いことにより動きにくい場合があるので、TK771は肩幅に拘って修正を行い、調整後の肩幅はビンテージ物より広くなり、動きやすい作りとなっています。裾幅も現代の人の審美感覚に合わせて広がりすぎないように修正を行いました。肩幅と裾幅の差が縮まることにより極端なAラインシルエットではなく、程よいAラインシルエットとなりました。身幅、着丈、袖幅、袖丈の部分も細かく寸法調整を行い、出来上がったTK771の全体シルエットは従来のビンテージカバーオールのダボダボ感が全くなく、バランス良くスタイリッシュに着用頂け、とてもフィットします。春、秋にシャツ一枚の上に被ればもちろん格好良く着れますし、早春、深秋、冬の寒いシーズンにはワンサイズアップでスエット、パーカーなどのアイテムと重ね着コーデもおすすめします。使い勝手がとても良いオシャレにジャケット感覚で着用できるオーバーオールとなります。
◎色落ち特徴
生地の色合いがとても深く縫製糸も生地色に馴染むチャコールブラウンを使用している為、出来上がったカバーオールは通常のワーク感いっぱいのカバーオールと全く違い、綺麗なドレッシージャケットの様です。色合いがとても濃いためアタリがつきやすいので、裏返しての洗濯がおすすめです。One Wash後生地は少しムラ感のある表情へと変化します。ヨコ糸がブラックの為色落ちは通常のデニムより分かりやすくなります。二、三回洗濯後ポケット、袖口、裾口などの部分に色落ちが結構現れます。一、二年着用すると最初の綺麗な表情は完全になくなり全体的にムラ感、パッカリングが出き、最初のドレッシーな濃紺色の面影からガラッと変わりワーク感たっぷりのカバーオールへと変化していきます。とても面白みのある色落ちと経年変化を楽しむことが出来ます。
◎縫製特徴
高難度筒袖巻き縫い仕様、チェンジボタン用菊穴、懐中時計用ポケット、それに合わせるボタンホール、各ポケット口カントメ補強、フロント裏セルビッチ使用などのビンテージカバーオールの縫製ディテールをしっかり取り込んでいます。機能性を考慮しフロント裏側にタテ長内ポケットを一つ配置、お財布などの貴重品やスマホも入れることができとても便利なディテールです。全てのポケットに岡山県産ピンヒッコリーの当て布を使用しており、隠れたおシャレとなりながらポケットもしっかりし物を入れても型崩れしません。各部色落ちとパッカリングをよく出すため、各部縫製用の糸番手、運針を計算し変更、調整しております。強度と経年変化の両方を考慮し、縫製糸には日本製コアー糸を使用、コアー糸表面にはアメリカ高級コットンのスピーマコットンを使用しており新品時の光沢は高級感を感じさせ、着込むとデニムと一緒に色落ちし徐々にオールドな雰囲気となって行きます。色はチャコールブラウン一色使いとなります。
◎付属品経年変化特徴
特注無垢真鍮のチェンジボタンは日本の職人の手彫り型から製作しており、THREE KINGDOMS OVERALLSオリジナルロゴを彫り深く繊細に表現しています。1920年代～1930年代のチェンジボタンの仕様を復刻。使い込むと最初の無垢真鍮の金色から徐々にくすんでいき、色が深くなっていきます。長年使用すると色が更に深くなりビンテージ感いっぱいのブロンズ色へと変化していきます。生地の色落ちとともに経年変化を十分に楽しめる逸品です。
Size : 36,38,40,42,44
Price : ￥35,800+tax ￥37,800+tax（44）